副業Webライターで、月3万円の収入を得るにはどうしたら良いのでしょうか?きついのでは、と感じるかたもいらっしゃるでしょう。
しかしWebライターで月に3万円を稼ぐのは、決して不可能な話ではありません。副業で月に10万円以上を得ているWebライターも大勢います。
そこでクラウドワークスを使ったケースでの、「Webライターで月に3~5万円を稼ぐ方法」を説明します。どちらかというと、Webライターというより「初めての副業」として挑戦するイメージの話です。(直接契約の話は後述します)
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副業webライターで月に3万円・5万円を得る方法
目標金額から計算すると分かりやすくなります。
利用サイト | クラウドワークス |
日数 | 1か月を30日として計算 |
この条件で、「3万円」「5万円」を稼ぐ方法を見てみましょう。
クラウドワークスの利用料を把握しておこう
クラウドソーシングサービスを利用する場合は利用料が発生します。クラウドワークスでは10万円以下の契約であれば契約の20%の利用料が掛かります。
目標金額が決まっているなら、利用料や手数料なども考慮しましょう。今回は分かりやすさを重視し、手数料にかかる消費税などは省いています。
ライティングでの目標金額が3万円の場合
まずは目標金額が3万円の場合です。
30日稼働 | 1,000円(手数料考慮⇒1200円)/日 |
15日稼働 | 2,000円(手数料考慮⇒2400円)/日 |
毎日稼働するなら1日1,000円です。手数料を考慮した場合は1,200円です。
目標金額が5万円の場合
つぎに目標金額が5万円の場合です。
30日稼働 | 1,666円(手数料考慮⇒2000)/日 |
15日稼働 | 3,333円(手数料考慮⇒4000円)/日 |
目標が5万円の場合15日稼働では少しハードルが上がります。ただしプロジェクト形式で比較的文字単価が高い仕事を得るなら問題ないでしょう。
プロジェクト形式となると簡単なアンケートとはいかなくなります。ライティングについての資料や書籍などで、いろいろチェックしてみてください。
Webライターで収入が得られるかは案件と自分次第
クラウドワークスでは、タスク案件の金額はピンキリですが5円~5000円前後です。単価が高いと競争率も高くなります。
タスク案件だけでも月に10万円くらいまでなら到達は可能です。実際何度かやってみました。きついと感じるほど長い時間でもありません。
ただし良い条件のタスクが見つからなければ苦労する可能性があります。効率を考えるなら、プロジェクト形式の仕事を探しましょう。
実際に「タスク案件」で対応してみた結果
クラウドワークスの「タスク案件でどのくらいの金額になるか」を、2時間ほど実際に試してみました。※記事初回作成時の対応結果です。
その結果が、次の表です。
1本あたりの金額が非常に安いものも多数含まれています。これは「初めて副業やお小遣い稼ぎに挑戦する人」をイメージしての対応です。複雑な記事ではなく、シンプルなアンケートやライティングを中心にチョイスしました。
作業種類 | 金額 | 文字数 | 作業時間 |
ライティング | 22円 | 20文字 | 1分 |
ライティング | 55円 | 120文字 | 1分 |
ライティング | 110円 | 300文字 | 6分 |
ライティング | 55円 | 400文字 | 4分 |
ライティング | 22円 | 400文字 | 4分 |
ライティング | 550円 | 1200文字 | 30分 |
アンケート | 100円 | 不明 | 5分 |
アンケート | 11円 | 不明 | 5分 |
ライティング | 26円 | 100文字 | 2分 |
ライティング | 44円 | 300文字 | 3分 |
サービス登録 | 55円 | 500文字 | 10分 |
ライティング | 880円 | 1200文字 | 30分 |
ライティング | 154円 | 400文字 | 7分 |
ライティング | 154円 | 400文字 | 6分 |
ライティング | 154円 | 400文字 | 7分 |
ライティング | 154円 | 400文字 | 6分 |
合計 | 2546円 | 6140文字 | 127分 |
仕事を選んだ基準は「初心者でも対応可能」「年齢や性別に縛りがない」の2つです。案件を探すのにかかった時間は含んでいません。
作業時間2時間で、2500円という結果です。もちろん対応しやすい仕事がない日も存在します。この日、対応したうちの1つが、次の仕事につながっています。
サービス登録関連 | 3,000円 | 不明 | 5分 |
そのため最終的には2時間で5,500円です。必ずしも5,500円/2hにはならないとはいえ、月に5~10万円が不可能ではないとお分かりいただけるのではないでしょうか。
クラウドソーシングはライティング以外の仕事もある
クラウドソーシングには、ライティング以外の仕事もあります。
- サイト構築ができる
- イラストが書ける
- 作曲ができる
このような場合は、さらに幅が広がるでしょう。
Webライターの仕事をするなら直接契約がおすすめ
クラウドワークスは、クラウドソーシングでも最大手といわれるうちの1社です。初心者でも挑戦しやすいため、今回はクラウドワークスを例にしました。
本ブログでは未経験者や初心者がWebライターとして収入を得る方法を紹介しています。本業は継続し副業として収入を得たいと考えるかたも多いはずです。そんな時はクラウドソーシングを使うのもよいかもしれません。
しかし効率や、やりがいなどを重視するなら、企業との直接契約がおすすめです。たとえ初心者だとしても、クラウドソーシングを使わず直接契約を考えると良いでしょう。
Webライターはきついと感じないための注意点
クラウドソーシングのタスクには「1件5円」など低単価の仕事もあります。5円では、稼ぐには非効率的です。「きつい」と感じるでしょう。ポイントサイトを利用するよりは効率が良いものの、おすすめしません。
今回は「初心者」が前提でタスクの対応をしました。10円以下は対応していませんが、作業効率だけを見ているので、低単価の仕事も対応しています。
効率を考えるなら、初心者だとしてもタスクよりプロジェクトがおすすめです。そしてプロジェクトよりは直接契約が良いでしょう。
極端な話をすれば、5分で済む「110円」の仕事を毎日12件対応したら、3万円の目標金額はクリアできますよね。そのためタスクだけでも3万円稼ぐことは理論上不可能ではありません。
あとは続けられるかどうかだけです。
搾取案件に注意!!!!
クラウドソーシングに限らず、Web上には「搾取案件」とも呼ばれる仕事があります。ここで紹介したタスクの一部も同じです。タスクも現在のトレンドを知るには役立ちますが、金額的には割に合わないものが多い傾向にあるため注意してください。
「スキルが身につく」「初心者でも丁寧に指導」などと称して、文字単価0.05円などで1000~5000文字の仕事を募集する発注者もいます。
楽しく対応できると感じるかもしれませんが、やがては疲労困憊する可能性が高いでしょう。実際にそれほどの指導は受けられなかったという人も多いのが現状です。
初心者でも文字単価1円~に応募できますし、レギュレーションを見れば仕事は可能です。勉強したいなら、クラウドワークスなどが提供している動画も使えます。
暇つぶしにタスクをする程度なら良いでしょうが、超格安の単価で大量に記事を書く、といった仕事はおすすめできません。長く続けられるような案件を探してみてください。
Webライターがきついと感じるかどうかは本人次第
今回は本格的なWebライターというよりも、「副業」という観点から、「1か月で3万円、5万円得る方法」を紹介しました。
繰り返しになりますが「きつい」と感じるかどうかは、本人次第・案件次第。
最初は副業で始め、そこからWebライターとして生計を立てるに至った人も大勢います。努力や工夫は必要ですが3万円どころか、その10倍・20倍を得ることも可能です。
まず対応してみなければ始まりません。
もちろん継続して対応するためには勉強も必要になります。書籍やWebサイトを活用してみましょう。参入障壁も低くなり、実際にWebライターに挑戦する人は増えました。しかし続けるには努力や勉強、工夫が必要です。
……しかし、やってみなければ向き不向きは分からないもの。
興味があるならぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。