【2023年9月】Amazonでのクレジットカード不正利用に注意

【2023年9月】Amazonでのクレジットカード不正利用に注意

2023年9月の段階で、新しい手口でのAmazon不正利用が確認されています。普段からAmazonを利用しているのなら、クレジットカード情報の管理に注意しましょう。本ブログでは詐欺関連の話題も多く取り扱っているため、今回の件についても紹介します。

今回の手口は、まだ詳細が判明していません。二段階認証も突破しているとの話なので、十分な注意が必要になります。概要について紹介しますので、ぜひ参考としてお役立てください。

※2023年9月14日の段階でSNS(X 旧:Twitter)での情報が主であるため、状況が変われば加筆修正を行います。



2023年9月に確認されたAmazon不正利用の事例

2023年9月に確認されたAmazon不正利用の事例

被害者によるSNSへの投稿から判明したのが、今回の不正利用の事例です。今回の不正利用には次のような特徴があります。※Xでの各種投稿より。

  • パスワードを突破される
  • SNSでの二段階認証も突破される
  • Amazonの購入履歴が非表示にされている

頻繁にAmazonで購入している人でも、購入履歴が消されているのなら気づくのが難しいでしょう。今回の騒動では、すでに決済済みであるパターンと、Amazonが気づいて停止してくれているパターンが混在しています。

購入されている商品の多くが、アマゾンギフトです。少額(3,000~5,000円)のギフトを短時間で多数購入されたという話が目立ちます。

Amazonで不正利用が行われたときの対処方法

Amazonで不正利用が行われたときの対処方法

不正利用が行われた疑いがあるのなら、くわしい状況を確認してもらう必要があります。チャットや電話を使って、Amazonに問い合わせを行ってください。緊急性から考えると、電話での問い合わせがよいと考えられます。問い合わせには次の情報が必要です。

  • Eメールアドレス
  • 注文番号
  • 配送番号
  • 電話番号
  • クレジットカード番号の下4桁
  • クレジットカードの有効期限

今回の不正利用の場合は、注文番号や配送番号は不明でしょう。わかる範囲で情報を用意して問い合わせするとスムーズです。

電話での問い合わせ方法

アカウントがある場合、アマゾンジャパン合同会社に問い合わせできます。

時間は限られるものの、365日対応です。

電話: 0120-899-543(9:00~18:00 365日対応)

※電話のかけ間違いには注意しましょう。

チャットでの問い合わせ方法

Amazonはチャットでの問い合わせも便利です。

  1. ヘルプをクリックする
  2. 問い合わせする商品を選ぶ
  3. 必要な問い合わせ内容を選択する
  4. 「カスタマーサービスに連絡」をクリックする
  5. 「チャットで問い合わせる」をクリックする
    ※この段階で担当者からの電話をリクエストすることも可能です。

非表示にされた注文も確認が可能

今回の件では、購入履歴が非表示になっているとの話があります。この購入履歴ですが、アカウントサービスからは確認が可能です。

  • アカウントサービスにアクセス
  • お買い物設定→非表示にした注文の表示

身に覚えのない商品の購入があった場合、すぐにカスタマーサービスに相談しましょう。

Amazonでの調査後の対応

不正利用があって問い合わせをすると、Amazonによる調査が行われます。調査の結果、不正利用が認められると返金対象です。

ただし、すでに決済が終わっている場合、カード会社での対応になります。その場合は所有しているクレジットカード会社まで相談しましょう。

不正利用に遭わないための対策

気をつけていても被害に遭う人も多いのが不正利用です。100パーセントの予防は難しいのかもしれません。しかし対策をしておくと、被害の抑止や早期発見につながります。今回の件を含め、次のような対策を考えてみましょう。

  • 二段階認証を取り入れる
  • (今回の場合)注文履歴を確認する
  • クレジットカード情報を都度の登録にする
  • クレジットカード会社のお知らせメールを活用する
  • パスワードを定期的に変更する

今回は二段階認証が役に立たなかったという話もありますが、普段は役に立つ機能です。今回の場合は、注文履歴を確認すると早期発見に役立つでしょう。

クレジットカード番号を登録したままにしないという方法もあります。都度登録するのが面倒なら、クレジットカード会社のお知らせメールも活用してみてください。またパスワードを定期的に変更するのも大切です。

クレジットカード情報の登録に注意

クレジットカード情報の登録に注意

今回の件では二段階認証のSMSもないという話であるため、被害に気づくのが困難です。メールでのフィッシング詐欺とも違うパターンだという話もあります。なぜなら、Amazonがパスワードを再設定するよう促すメールを送ったのが、不正利用されたあとだからです。

(不正利用された→検知によりAmazonがパスワードを再設定するよう促したという流れ)

真偽は不明ですが、AmazonPayと関連しているのではないかとの話も見られます。諸説ある今回の件ですが、いずれにせよ、クレジットカード情報の取り扱いには注意しましょう。

クレジットカード情報を都度設定するのが面倒なら、クレジットカード会社が行っている、利用時のお知らせサービスを活用する方法もあります。カードが利用されると通知が来るよう設定しておくと、不正利用されてもわかりやすいでしょう。

安心して利用するためにも、Amazonでの支払方法をクレジットカードに設定しているのでしたら、確認と対策を行ってみてくださいね。

税務署を騙る詐欺メールにも注意が必要です。詳しくは次の記事をチェックしてみてください⇒「税務署からのお知らせ【申告に関するお知らせ】」メールに要注意!



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