【体験談】Webライターが入院したら?準備や手続きなどを紹介

入院や手術は、フリーランスでなくても不安に感じるもの。しかしフリーランスは有給休暇も、傷病手当金もありません。休めば休むだけ、収入が減ってしまいます。

それでも病気やケガなどでの入院や手術が必要になることもあるでしょう。

今回は体験談として、フリーランスのWebライターが入院・手術をするにあたり必要な準備や手続きなどを紹介します。

緊急性が高い突発的な入院のケースではありませんが、ぜひ内容をご確認ください。



仕事上で必要な入院前の準備

仕事上で必要な入院前の準備

まずは仕事上で必要な入院前の準備を見ていきましょう。

考えられるのは以下の3つです。

  • 休む日程を決める
  • クライアントに連絡する
  • 前倒しで納品する

働きかた・休むタイミングによっては、クライアントへの連絡が不要な場合もあります。突発的な入院はこの限りではありません。

ケースバイケースですので柔軟に対応しましょう。

休む日程を決める

納期が集中しているタイプの働きかたをしているのなら、時期によっては、あまり影響が出ない可能性もあります。しかし、どの段階で通常通りに稼働できるようになるかは、正直なところ不明です。

だからといっていつまでも休んでいては収入が厳しくなるでしょう。

病状にもよりますが、医師と相談のうえでおおよその目安を考える必要があると感じました。そこでまず入院日と退院予定日から、休む日程を決定私の場合は退院が金曜日なので、その週末も休みにしています。また復帰後1~2日は仕事量が少なくなるよう調整しました。

クライアントに連絡する

おそらく「納期は月末に集中」というライターさんも多いはず。自分で入院のタイミングを選べるなら、月末を避ければOKというケースもあるでしょう。

私の場合は「即時」「随時」の仕事が多め。そのため以下のタイミングで報告をしました。

  • 入院や手術の予定が生じたとき
  • 実際の日付が確定したとき

正直これが一番怖かったです。このタイミングでの契約終了も考えられますよね。ありがたいことに休みにしてもらって、そのままお仕事は続けられそうです。

少しでも迷惑をかけないよう、ゴールデンウイーク前で比較的仕事が少ないタイミングを狙いました。初報と確定の知らせまでは3か月ほどあいだが空いています。

前倒しで納品する

タイミングによっては前倒しの納品も必要です。

私は仕事の特性上「前倒しできるもの」「前倒しできないもの」の両方があります。そのため、可能なものは早めに対応しました。

さらに仕事量自体も全体的に同月はセーブ。

今回は耳の手術なので、内臓関連ではありません。ただ疲れなのか耳の調子も悪く、体調に影響する日もありました。不安要素はなるべく取り除きたいので、納期に関わらず完成次第納品しています。

病気やケガをしたら仕事は休めるの?

受注して納品する予定でいても、突発的な状況で働けない、という状況は当然考えられます。フリーランスのWebライターも機械ではないため、病気やケガをすることがあるでしょう。

そのため基本的には、仕事自体は休めると考えています。ただし納期に影響するなら可能な限り早い段階で、クライアントに相談するのがおすすめです。

SNSで「新型コロナウイルスに感染したが休めなかった」との投稿を見かけました。別の病気でも同様に、休めなかったという話を見た経験があります。

もともとフリーランスは時間の調整がしやすいものの、納期の影響を大きく受けるもの。休めるとは思いますが、早めの連絡や相談が必要です。

入院するにあたって必要な手続き

入院するにあたって必要な手続き

仕事での準備も必要ですが、入院にあたり必要な手続きもあります。

  • 高額療養費の支給申請手続き
  • 生命保険の手続き
  • 持ち物の準備

上記3つについても簡単に紹介します。

高額療養費の支給申請手続き

入院手術などで、一定額以上の医療費が発生するなら「高額療養費の支給申請手続き」をして、限度額適用認定証を発行してもらいます。申請先は加入先の医療保険者です。

  • 協会けんぽ加入者→協会けんぽ都道県支部
  • 国民健康保険加入者→市区町村の窓口

事後にも申請できますが、事前に申請しておくと退院時に適用されます。そのため、可能なら入院前の手続きがおすすめです。

国保の場合、必要な書類は、保険証・本人確認書類・マイナンバーカード。

限度額は世帯年収により違ってきます。ただし夫婦共働きで、加入している健康保険が違う場合は合算になりません。我が家のように、夫=協会けんぽ・妻=国民健康保険の場合は、私の収入単独での計算です。

実際の手続きはわずか数分

居住地の役所の混雑状況にもよると思われますが、私の場合は実際の手続きに要した時間は、わずか数分でした。入院予定があり認定証をもらうように言われた旨を伝えたところ、書類を1枚書くことになりました。内容は以下の通りです。

  • 住所
  • 世帯主名
  • 世帯主個人番号(不明なので書きませんでした)
  • 電話番号
  • 認定証を受ける人の名前
  • 個人番号
  • 連絡先
  • 生年月日

保険証とマイナンバーカードを提示すると、本人確認が行われて、そこからすぐに認定証が渡されました。認定証には適用区分があります。4月上旬の段階では前年度の確定申告の結果が役所に来ていないということで、前々年度の所得をもとに計算されていました。

国保の自己負担限度額

70歳未満の自己負担限度額は以下の通りです。

適用区分 3回目まで 4回目以降
ア:所得901万円超 252,600円 140,100円
イ:所得600万円超 901万円以下 167,400円 93,000円
ウ:所得201万円超 600万円以下 80,100円 44,400円
エ:所得210万円以下 57,600円 44,400円
オ:住民税非課税世帯 35,400円 24,600円

※ただしア~ウは、医療費総額が所定額を超えると、その超えたぶんの1パーセントが加算されます。

生命保険の手続き

加入している生命保険会社で、入院・手術の給付があるなら手続きをします。各保険会社に電話をして状況を説明すると、必要書類を送ってくれるでしょう。

保険会社によっては、その会社所定の診断書に医師から記載してもらう必要があります。この記載には費用が発生するはずですので要確認です。

また診療明細書でOK・他社提出用の診断書写しでOKという保険会社もあります。

実際の入院日数は退院してみないと分からないものの、退院後に書類を取り寄せるとなると日数が掛かります。そこで入院が確定した段階で取り寄せるとスムーズです。

保険給付金は事前に確認できる?

実際の給付額がどうなるかは別として「目安」や「入院時の日額」などは教えてくれます。今回2社に確認したところ「目安ですが」という前置きの上で教えてくれました。そもそも保険証券があれば目安の金額は分かりますが、聞いても問題ありません。

保険の書類を請求するのに必要なものは?

証券番号があるとスムーズです。本人または保険の受取人から連絡する必要があります。電話なら、住所・氏名・生年月日などを伝えて本人確認をします。LINEやネットでも書類の請求は可能です。オンラインの確認がスムーズでしょう。

所得補償保険の検討がおすすめ

自分は若くて健康!と考えていても、突然病気やケガをする可能性は否定できません。

ずっと、生命保険料は「安心料」だと考えてきました。生命保険を払うようになった18歳からで、入院をするのは今回が初めてです。実際入院するにあたり、生命保険の存在は大きいと感じています。

後悔しているのは、所得補償保険には入れなかったこと。健康なうちに検討しておくのがおすすめです。1週間以上の休みは、やはり大きいと感じます。

手ごろなのは「FREENANCE」です。特に家族を養っているかたは、一定期間休んでも良いような備えが必要です。

「FREENANCE」の所得補償保険については以下で紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてくださいね→所得補償保険のある収納代行サービス「FREENANCE」を紹介!

所得補償保険は各生命保険会社でも取り扱いをしています。比較をしたうえで検討してみるのもおすすめです。プロに相談してみるのも方法の1つ。専門家に無料で保険相談ができるサービスもありますので、興味があったら相談してみましょう。

病院にはPCの持ち込みが可能?

病院にはPCの持ち込みが可能?

病院によっては、PCの持ち込みも可能です。今回私が入院する病院ではインターネット環境があるとのこと。そのためPCを持ち込む予定です。

ただし痛みが強ければ仕事はできない可能性があります。そのため予定を調整して、仕事を休みにしました。他の病院はどうなのかは不明ですが、科によっては、比較的自由がきくのではないかと考えています。※別途費用が必要になる可能性あり。

詳しくは病院に相談してみましょう。

フリーランスなら安心して休める環境づくりをしておこう

フリーランスなら安心して休める環境づくりをしておこう

休業への備えについては以前も別な記事で紹介しました。今回は、より具体的に、入院や手術で必要な項目について紹介しています。

地震や災害への備えと同様に、病気やケガに対する備えも大切です。フリーランスの場合は健康診断も任意。そのため病気を早期で見つけられない可能性もあります。

病気やケガの予防も大切ですが、物理的な備えも必要です。十分な貯蓄があればそれほど不安になる必要はないかもしれません。

しかし継続している仕事を休む時どうするか、も考えておくと良いでしょう。働きかた次第の部分もありますが、ぜひ「いざというときの備え」も検討してみてくださいね。

休業への備えは別の記事でも紹介しています。併せてチェックしてみてくださいね。→フリーランスは病気や怪我などに要注意!休業への備えを考えてみよう



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