このブログでは初心者・未経験者を対象として、webライターの仕事を部分的に解説しています。Webライターとして稼ぐことは可能です。ただし決して「楽」ではありません。少なくとも私は、そう感じています。
気軽に始められて、どこでも作業できる自由な仕事だというWebライター。しかし「webライター本業にしたら、生活できる?」という疑問を持つかたも多いようです。
そこで今回は「Webライターを本業にすること」について、体験談として紹介します。
Webライターを本業にしたいと考えるかたのヒントになれば幸いです。
Webライターで生活できる?本業にしたら不安はある?
フリーランスのwebライターになるのは可能です。
書類を提出すれば、あっさり開業できるでしょう。
ただし仕事は自分で探さなくてはなりません。
仕事の探しかたとしては、以下のようなものがあります。
- 企業に直接応募する
- 無料のクラウドソーシングを活用する
- SNSでお仕事を探す
- 紹介を受ける
求人サイトでは、業務委託でのWEBライターの募集が多数出ています。企業がHPで直接募集していることも珍しくありません。継続のお仕事が見つかれば、収入は安定するでしょう。
私は基本的に継続の契約のみ。ただし企画終了などがあれば、次のお仕事を探すこともあります。2021年10月の段階で(月1本の契約を含め)9社の仕事に対応中→2022年1月の段階では7社です。全体の本数は減っていますが収入自体は上がっています。
SNSなどでは収支報告をしていませんが、本業として成り立つ報酬をいただき、生活しているところです。
webライターを本業にしたら稼げる?
webライターでお金を稼げるかは、本人次第です。
未経験なら、最初のうちは実績(評価)もないため、苦労する可能性も考えられます。
私の場合は、会社員時代よりも月収が上がりました。
SNSで見ると月収50万円を越えるライターさんは多く、理論上も可能です。月収100万円以上というライターさんもいます。
もちろんすべての話が真実かなど誰にも分からないもの。ただ実際に計算上ありえる話です。
クラウドソーシングだけでも、会社員時代の金額を越えられる可能性があるでしょう。報酬が青天井であるのは、webライターの仕事の大きな魅力だといえます。
クラウドワークスへは以下から登録できます。 |
ただし「生活に必要な額」は、人によって違いますよね。
会社員として、税込年収が600万の人がいるとします。その人がwebライターを本業にするとして、「会社員時代と同等に稼げるか」は分かりません。
本人が求めるだけの金額を得られるかは、努力と工夫次第だと考えます。
webライターを本業にしたら楽に稼げる?
「楽に稼げるのか」と聞かれたら、答えはNOです。
基本的に、楽な仕事だとは思いません。まず続けるのが大変です。
継続して受注できるかはクライアントの判断や予算次第。
応募しても採用につながらない・思うように受注できない・言葉選びで難航する・思うように作成が進まない・フィードバックで悩む・不得意ジャンルで苦戦する・納期がタイト・体調が優れないなど、いろいろな問題が起こるでしょう。
文章を書くのが好きなだけでは、続きません。ただし書くのが好きだという気持ちは、最後の最後で支えてもくれるはずです。
資格は不要でも、勉強し続ける必要があります。
専門知識がある分野なら書きやすいはずです。作業ができる環境さえ整っていれば、ネットなどで調べものをしながらでも、対応できます。
可能なら、まずは副業としてチャレンジしてみるなど、メリット・デメリット両方を把握してから本業にすると安心です。
webライターを本業にしたら外に出なくても働ける?
「外に出たくない」というなら、webライターはおすすめの仕事です。在宅で自由に働けます。取材がない仕事なら、外に出る必要はありません。
資料は通販で買えますし、パソコンさえあれば家の中で働けます。体調などが理由で、外に出づらいという人には、良い仕事です。
私も家族の理解を得るまでに時間が掛かりましたが、今は良い環境で仕事をしています。
webライターの仕事で大変だと感じるのは何?
業務でいえば、書いた記事のチェック(校正・推敲)です。書くことより大変だと感じます。SEO記事でも、それ以外でも同様です。
私は納期がタイトな仕事が多いため、チェックに使える時間も限られています。そのため、効率も考えて行かなくてはなりません。
SEO記事なら上位に入る記事を考えなくてはならないし、でも時間は限られているし……という悩みはあります。
Webライターを始めたいけど確定申告ってめんどくさい?
日々の処理も含めて、めんどくさいと感じるのは事実です。ただしサポートしてくれるソフトは多数あります。
面倒だと感じるなら税理士さんに依頼するのも良いでしょう。クラウドで使える「freee会計」などの利用も便利です。
「freee会計」については実際の使用感を紹介した記事もありますので、チェックしてみてくださいね。
Webライターを本業にして不安はある?
「webライターを本業にしたい」と考えたころは、正直なところ多少は不安でした。
会社員時代とは違い、webライターは稼働が収入に直結します。大きな怪我や病気をしたら、働き続けるのは難しいでしょう。
あまり体が丈夫ではないので、リアルに不安でした。
ただし、それはwebライター以外も同じこと。
私は会社員時代に人員削減も、会社閉鎖も、派遣打ち切りも経験済みです。そのため現在は、「多少のスキルがあっても、安定した仕事など1つも存在しない」と考えています。
サラリーマンだから安定しているとは限らないのです。
本業にするなら、企画終了以外の理由で契約が終わらないための、努力が必要になります。
Webライターに限らず、どんな仕事を選択してもリスクはあるもの。そう考えているので、いまは不安要素がありません。
webライターを副業から本業にするのはおすすめできる?
初心者から始めるよりは、副業としてライティングに慣れてから本業に移行するのがスムーズでしょう。本業への移行は、じっくり検討してからの決断を推奨します。
おすすめできるのは、以下に該当するケースです。
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退路を断って、未経験から本業に飛び込むことも可能です。しかし繰り返しになりますが、順調にいくかは「本人次第」となります。
「長期契約可能」という仕事を獲得しても、打ち切りになることもあるでしょう。なかなか思うようにいかない時期が来るかもしれません。
(ここでは体調などの理由で外に出られないケースを除外しての解説です)
安定した仕事を持ちながら、副業としてwebライターを続けるのも良いと感じます。
webライターを本業にして後悔はある?
私に限っていえば、1ミリの後悔もないです。いままでで、1番働きやすく、充実しています。
1日、起きている時間の大部分を執筆にあてています。それでも会社員時代よりはストレスがありません。
収入が下がったり、うまくいかない時期が続いたりするかもしれませんが、改善の努力をすればよいと考えています。後悔はしません。
Webライターを本業にして特に大変なことは?
Webライターを本業にして特に大変だと感じるのは、納期の管理です。複数案件を対応していると、納期が重なるときが出てきます。
どの順番で、どう対応していくかで悩みがちです。
目安から予測できる時間を確保したとしても、予想通り進むとは限りません。余裕がない時期が続くと大変だと感じます。
Webライターの仕事で質問があったらどうしたら良い?
案件自体についてはクライアントに聞くのがベストです。
それ以外の一般的な内容ならSNSを活用するのも良いでしょう。
迷っているあいだに、質問するべきだと考えています。
他のWebライターさんと比べて落ち込むことはある?
私に限っていえば、誰かと比較して落ち込むことはありません。
このブログを立ち上げた前後に、ライターとしてのSNSアカウントを作りました。多くのライターさんから、たくさんのヒントをもらい、日々の仕事に役立てています。
フォローしている(自分よりも)月収や文字単価が良いライターさんの話を聞いて思うのは、「すごいな、夢があるな」ということです。
上を見ても下を見ても、きりがないもの。自分の仕事を見直すだけです。
Webライターで生活できるかは本人次第
繰り返しになりますが、webライターを本業にして生活できるかは、本人次第です。
記事の内容・難易度・単価・クライアントとの相性……案件には、いろんな要素が絡んでくるので、たくさんお金を稼げる!となるかは分かりません。
そのため、全員にあてはまる正解を見つけるのは困難だと感じます。
勢いで進む人もいるでしょうし、その勢いも、ときには必要です。私は「石橋を叩きまくってから渡る」性格なので、比較的慎重にスタートしました。
ライターを本業にするなら、リスクは考えておく必要があるでしょう。最初から成功する人もいますが、苦戦する人もいます。
文字を書くのが好きでも、ライティングの仕事を続けられるかは分かりません。好きだからこそ思うように書けず苦しい時期も出てくると感じます。興味があって始めたとしても順調に行くかは分かりません。
何事も始めるのは簡単で、続けるのは難しいのですから。
「webライターを本業にしたい!」
そう考えるなら、現状の本業での収入・webライターとしての収入・生活に必要な経費、など総合的に考えて決めることをおすすめします。