【分かりやすい文章作成法】コピペ率(類似度・一致率)の下げ方とは

【分かりやすい文章作成法】コピペ率(類似度・一致率)の下げ方とは

ゼロから自分で書いた記事でも、高いコピペ率が出てしまう可能性があります。「下げるのに数時間を要した」という経験をお持ちのかたもいらっしゃいますよね。

気にせず書ける仕事ばかりなら、楽です。しかし「一致率〇パーセント以下」という指定が出される仕事もあるのが現状です。

そこで一致度や類似度の下げ方を紹介します。

もちろん自分の文章で書くことが前提ですが、悩んでいるなら参考にしてみてください。

今回使用するツールはCopyContentDetectorです。

実例として私がポートフォリオ用に作っているブログから記事を引用して紹介します。お時間があればぜひ実際に例文を使って試してみてください。

※例文が長いので今回は文字が多めです。ご了承ください。



コピペチェックツールでの類似度・一致率の下げ方

「CopyContentDetector」を使う場合、基本的には一致率を見ます。他の部分もチェックを受ける仕事もあるかもしれませんが、私は未経験です。そのため、ここでは「一致率」の下げかたを紹介します。

なおコピペ率は、「てにをは」を変えたくらいでは変化しません。

まずは今回使う例文を紹介します。

映画「羊たちの沈黙」のあらすじです。今回は自分の記事ですので、改行のみオリジナルとは変えてあります。

FBIアカデミーの実習生であるクラリスは、「元精神科医で囚人のハンニバル・レクターから、FBIへの助言を求める」という任務を命じられる。そのころ、アメリカでは「バッファロービル」と呼ばれる犯人による連続猟奇殺人事件が発生していた。被害者の共通点は、若く体格の良い女性で、皮膚が剥がされているということ。難航する捜査の中で、レクターの助言は大きな参考になるであろうと考えられていた。

そこでクラリスは、レクターが収監されているボルティモア州立精神病院へと足を運ぶ。レクターは彼女を相手にせず依頼を拒否。しかし最終的には「彼女の過去を語ること」を条件に助言を約束する。彼女が話した過去とは、父親の死により伯父の家に預けられていたときのことであった。子供時代に聞いた「羊たちの悲鳴」によるトラウマにクラリスは現在も苦しんでいた。過去を話すのと交換に、レクターは少しずつ、クラリスに事件へのヒントを与え始める。

そのころ、バッファロービルは、上院議員の娘を誘拐。ボルティモア州立精神病院のチルトン院長は、その事件を利用して自身の出世を企む。上院議員は、事件への協力を条件にレクターの待遇改善を約束。しかし、移送の隙をついて、レクターは警察官たちを惨殺して逃亡してしまうのだった…。
(引用元:映画『羊たちの沈黙』概要とあらすじ

「CopyContentDetector」の「調査対象テキスト」欄にチェックしたい文章をコピペ。

そのうえで「チェックする」をクリックします。

公開されている記事なので、当然類似度も一致率も高くなります。

原文そのまま…類似度55% 一致率…82%

今回は目標を30%以下にして、何回で落とせるか試してみましょう。

新たな情報を付け加えず、削除と言い換えだけで対応します。

一致率を下げるための書き換え1回め

以下が1回めの書き換え後の文章です。

「元精神科医の囚人レクターからFBIへの助言を求める」という任務を命じられたFBI実習生のクラリス。そのころアメリカではバッファロービルという犯人による連続猟奇殺人が発生していた。被害者には若くて大柄、皮膚が剥がされているという共通点があった。レクターの助言はFBIにとっては有益なものとなると考えられていた。

ボルティモア州立精神病院を訪れたクラリスはレクターに助言を依頼するも、レクターは拒否。しかし結局は「クラリスの過去を教えること」と引き換えに助言をする。クラリスがレクターに話したのは「父親の死後に叔父の家に預けられていた時期」のこと。叔父の家で聞いた「羊たちの悲鳴」に大人になった今でもクラリスは苦しんでいた。その話と引き換えにレクターはクラリスに助言を始める。

バッファロービルは上院議員の娘を誘拐。誘拐事件を利用して出世を企むボルティモア州立精神病院のチルトン院長はレクターに「待遇改善」を提案し事件への協力を要請。しかしレクターは警官たちを殺して逃亡し…。

1回め…類似度12% 一致率…42%

全部の行で、書き換えと削除を行っています。例文より短めです。

意味は似ていますが使用する語句を変えています。

「トラウマにクラリスは現在も苦しんでいた→大人になった今でもクラリスは苦しんでいた」「最終的には彼女の過去を語ることを条件に助言を→結局はクラリスの過去を教えることと引き換えに助言を」などが大きな変更部分です。

「CopyContentDetector」で詳細表示を押すと、修正すべき箇所のヒントがあります。

文字列が赤 完全一致を検知
文字列ベージュ 一部一致を検知【コピーの可能性:高】
文字列青 一部一致を検知【コピーの可能性:低】

この3つの色に該当する文があれば書き換えます。では1回めの文章も書き変えてみます。

一致率を下げるための書き換え2回め

以下が2回めの書き換え後の文章です。

FBI実習生のクラリス「囚人レクターにFBIへの助言を求める」という任務を命じられる。アメリカではバッファロービルという犯人による連続猟奇殺人が発生していた。被害者は女性、若くて大柄、皮膚が剥がされているという共通点があった。レクターの助言はFBIにとっては有益なものとなると考えられていた。

ボルティモア州立精神病院でクラリスはレクターに助言を依頼するが、レクターは拒否。しかし「クラリスの過去を教えること」と引き換えに助言を約束する。クラリスが話したのは「父親の死後、叔父の家に預けられていた時期」のことだった。その話と引き換えにレクターはクラリスに助言を始める。

バッファロービルが上院議員の娘を誘拐していることが判明。ボルティモア州立精神病院のチルトン院長は誘拐事件を利用して出世を企む。チルトンは、レクターに「待遇改善」を提案し、事件への協力を要請。しかし、レクターは警官たちを殺して逃亡し…。

2回め…類似度6% 一致率…35%

「羊たちの悲鳴」がいまも聞こえるのはネタバレに近いと気付いたので消しました。さらに行の分割も行っています。

判定の結果、一致度は7%下がり35%になりました。

まだ足りないので、今度は大きく変えてみます。

一致率を下げるための書き換え3回め

以下が3回めの書き換え後の文章です。

アメリカで「バッファロービル」による連続猟奇殺人が発生。「囚人レクターにFBIへの助言を求めるように」と命じられたFBI実習生のクラリス。被害者には、犯人によって肌を剥がされているなどの共通点が。FBIは解決の糸口がレクターから掴めると考えていた。

クラリスは助言を依頼するが、レクターは拒否。しかし「過去を教えること」と引き換えにクラリスに助言を約束する。クラリスが話したのは「父親の死後、叔父の家にいた時期」の出来事だった。

やがてバッファロービルが上院議員の娘を誘拐していると判明。レクターを収監している精神病院の院長・チルトンは事件を利用して出世を企てる。チルトンはレクターに「待遇の改善」を提案する代わりに、事件に協力するよう要請。しかし、レクターは警官たちを殺して逃亡しまい…。

3回め…類似度14% 一致率…30%

あらすじには地名は直接関係ないため、「ボルティモア州立」を削除。「話と引き換えに~助言を始める」の部分も、入れなくても成立するので削除。

これで判定が30%に下がりました。

コピペ率の下げ方に悩むなら積極的に文章の書き換えを

今回は30分程度掛かってしまいましたが、完了です。

何度も書き換えるのは、手間が掛かりますよね。コピペ率は、2~3語変えた程度では大きく変わりません。

今回は文字数指定がないため、削除も積極的に行っています。

削除より積極的な書き換えを検討しましょう。

構成を変えて書き換えをすると早いです。

コピペ率(一致率)を下げるなら見出しにも要注意

見出しが一致率に大きく影響する場合もあります。キーワード以外を大きく変えられないか検討するのも大切です。

ただし「見出しの指定」がある場合は変更できませんので、他の文章で下げましょう。

コピペ率(一致度)の目安は何割が基準?

コピペ率(類似率・一致度)の目安は仕事により違います。

基準はクライアントが決めることです。

今まで私が受けた指定は以下の通り。

  • 39パーセント以下
  • 35パーセント以下
  • 30パーセント以下

指定がない仕事でも念のためチェックはして20~30パーセント前後にしています。「どの程度までなら良いか」というより、他にはない文章を書けるよう意識しています。

私は対応経験がありませんが、記事によっては10パーセント以下の指定もあるようです。

コピペ率(一致率)はどのくらいまで下げられる?

下限に挑戦したことはありませんが、過去最低は7パーセントでした。

いずれ試してみます。

記事の内容次第ですが、慣れると10パーセント台も多くなりますよ。

全部の仕事でコピペチェックしている?

「チェックしてください」という指定がなくても、私は基本的に確認します。

オリジナルの記事なのにコピペを疑われるのは嫌だからです。

ただし、記事の特性から確認していない仕事もあります。

どうしても下がらないときクライアントに相談している?

可能な限り相談せず対応しています。

ただし専門用語・固有名詞が多い記事でどうにもならなければ、早めに相談します。

過去、数回相談しました。

コピペ率はライターがチェックするべきもの?

クライアント次第です。

ディレクターがしてくれる仕事もあります。

個人的には、指定があるなら従うだけという考えです。

コピペ率を下げるのは難しい?

記事次第です。時間が掛かるときもあれば、1回書き換えただけで20パーセント以下にまで下がることもあります。

文章を削除したら文字数が足りなくなるのでは?

言い換えると内容が薄くなるのでは?

記事の内容に過不足が出ないように、削除・書き換えを行っています。文字数が足りなくなるということもないよう、あらかじめ少しだけ文字数は多めに書いています。

言い換えに使える類義語・同義語の実例集

言い換えに使える類義語・同義語の実例集を作りました。1つ2つ単語を変えたくらいでは、コピペ率はそれほど変化しません。

とはいえ類義語への言い換えは効果が見られます。日ごろから様々な言葉を使うと、表現力も広がります。

以下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

不定期で新しい単語を追加しています。

言い換えに使える類義語・同義語の実例集です。「いつも似た文章になってしまう」「コピペ率が下がらない」そんなときは、似た意味の言葉に置き換えてみてはいかがでしょうか。この記事では実務に使える言い換えの例を紹介しています。また使えるアイテムやツールについても紹介しています。実際に記事を作成する時の参考にしてみてください。

効率よくコピペ率を下げよう

「新しい情報を足す」「余計な情報を消す」「言い換える」「文の構成を変える」組み合わせると効率よくコピペ率は下がります。

一致度を下げる作業で時間が掛かる記事もありますよね。

「コピペしてないのに」「書き換えても下がらない!」と感じるかもしれません。

それでも専門用語が多いと、オリジナルでもコピペ率が高く出るものです。

どの程度なら良いかという基準も各社違います。どうにもならないならクライアントに相談するのも方法の1つです。

しかし、そのまえに、良い言い換えなどがないかも再考してみましょう。

文章のクセを改善する方法も紹介しています。
【分かりやすい文章作成法】文章のクセを改善して読みやすくする方法



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする