「セキュリティソフトの期限が切れている」「ウイルス感染している」そんな表示が出たら、焦ってしまいますよね。
そこで以前に体験した「電話サポート詐欺」とあわせて記事にします。
2021年4月5日、悪質なアドウェアにより、警告表示が消えなくなりました。同時期、他にも同じ状況になった人がいるようです。
ブログ本来の趣旨とは違いますが、仕事中に出くわす可能性があるので紹介します。
なぜならこのブログが、初心者や未経験者でwebライターをめざす人向けだからです。不安を煽る表示が出ても、落ち着いて対応しましょう。
※2022年4月にも頻発しているようです。焦らず対応してくださいね。
Contents
マカフィーから?ウイルス感染への警告が出た経緯
2021年4月5日17時50分ごろ、リサーチ中のことです。某有名サイトに掲載されていた店舗URLを踏んだら変な画面に遷移しました。
仕事と関係ないなと閉じたのですが、そのときに何か踏んだようです。その後に以下のような画面が出ました。
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McAfeeのロゴが掲載されている画面です。
セキュリティソフトが3月30日で期限切れ、そしてウイルス感染したとのこと。画面には「5個のウイルスに感染」とも記載されていました。
右下にはポップアップ通知で「3個のウイルスに感染」とあります。
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すでに数が合致していません。
右下のポップアップ、ついYes!を押したくなるような煽りです。しかし「守る」「今、直してく」など少し気になる日本語です。
ブラウザはすべて閉じてみました。それでも通知は、出たり消えたりを繰り返しています。そもそもウイルス対策しているはずなのに、なぜ、と気になるところです。
マカフィーを騙る悪質なアドウェアによる通知
今回の件ですが「マカフィーを騙る悪質なアドウェア」による偽の警告です。マカフィーのロゴが入っている、警告が何度も出る、となると不安になります。
今回では、ウイルスに感染しているというわけではなくパソコンに問題はありません。
マカフィーの公式サイトでも、このアドウェア被害に対する注意喚起を行っています。このページから通知の消し方が確認できます。
⇒マカフィーのロゴが含まれた「コンピュータがウイルスやマルウェアに感染しやすい可能性があります。」などの怪しいメッセージが何度も表示される現象を解消する方法
なお、通知だけでなく関連ファイルを消去する必要があります。
ここでは通知の消し方のみ紹介します。
画面に表示される通知の消し方
さきほど紹介したマカフィー公式の画面ではGoogle Chrome・Microsoft Edge・Fire foxについて「消し方」を紹介しています。
今回Google Chromeで実際に消してみたので、画像を添えて紹介します。
以下のような画面も出ました。
まず右上にあるメニューボタンをクリックして設定を選択。
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画面上部に「通知」と入力し、表示された画面から「サイトの設定」をクリック
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「通知」項目をクリックし、「許可」欄に覚えのない通知があったら、詳細からブロック。
これで通知は消えました。
アラーム音が鳴り続ける!電話サポート詐欺にも注意
今回の通知よりも怖い印象がある「電話サポート詐欺」についてもあわせて解説します。残念ながら動画や画像は削除済みであるため、内容のみの紹介です。
『セキュリティの問題が発見されました、カスタマーサポートに電話してください』
たとえば上記のような、片言の日本語による音声とアラームが流れ、ブラウザの終了ができなくなるのが「電話サポート詐欺」です。
他にも多少のバリエーションがあり、現在も流行中です。
この「サポート詐欺」については警視庁でも注意喚起を行っています。
正直なところ、非常に胡散臭い画面と音声です。
しかし、アラームが鳴り続けて止まらないと気持ちがあせるため、電話を掛けたくなる人もいるでしょう。
私の場合は、Microsoftからの警告として表示されました。
エラー音や損傷率などの表示で不安を煽り、何らかの契約をさせるという手口です。
クレジットカードの番号は教えない!
まずはブラウザを終了させ、キャッシュとcookieの消去をします。さらに手持ちのソフトで、ウイルスチェックを行いましょう。
サポートに連絡をしてはいけません。有料のセキュリティ対策ソフトなど、製品の契約を促されます。
もしクレジットカードの番号を教えたなら、消費生活センターに相談してください。
クレジット会社にも連絡を入れましょう。
ウイルス感染などの警告が出たら冷静に対応しよう
警告文、大音量のアラート、どちらもユーザーの不安を煽る嫌なものです。
インターネットを使っていれば、ウイルスのリスクはあるでしょう。しかし普通の店舗URLを踏んだだけでも、こういうことが起こり得ます。
本ブログはウイルスや詐欺の話題が主軸ではないため、簡単な紹介としています。
リサーチ中に変な表示が出たら対応には気を付けてくださいね。