経験を活かせるため書きやすいジャンルの1つと考えられるのが、「体験談」です。
今回は、実際に対応した記事を紹介します。
どんな種類の記事を書いていくか検討中のかたは、ぜひチェックしてみてください。
Contents
実例あり!記事のジャンルの1つ、体験談
ブログ記事に使われる体験談は、クラウドソーシングでも比較的多く募集があるジャンルです。このブログでも、過去何度か、ライターとしての体験談を紹介しています。
文字の通り、体験談は自分の体験をもとにした記事です。そのため内容を考えやすく、書きやすいジャンルだと考えられます。
体験談の募集内容は多岐に渡る
体験談の募集内容は多岐に渡ります。「ゲームアカウント乗っ取り詐欺」なら、それほど日常的なテーマだとはいえません。
しかし、体験談といっても、特別な経験ばかりが求められるわけではありません。そこで執筆経験のあるテーマを、一部ですが紹介します。
誕生日 | クリスマス | 忘年会 | 新年会 |
歓送迎会 | 大掃除 | 引っ越し | 結婚式 |
ダイエット | 病気 | 七五三 | ひな祭り |
入学式 | 卒業式 | 花見 | 温泉 |
夏祭り | 仕事でのトラブル | 人間関係 | 旅行 |
お正月 | 成人式 | 暮らし全般 | 詐欺被害 |
まだまだ他にも、数えきれません。それほど変わったテーマは、多くありませんよね。記憶に残っているものがあるなら、執筆は可能でしょう。
体験談の書き方
体験談の書き方は、人それぞれです。私の場合、基本的は「起承転結」で進めています。
今回の体験談は、大きく分ければ「どこ何があったか」「問題にどう対応したか」「どんな感想を持ったか」「どうなったのか」の4つにフォーカスしています。
私が対応した案件の多くでは、「テーマ」と「文字数」のみが提示されました。「テーマ通りで指定文字数以上であれば自由」という記事が多めです。
内容によってはリサーチもしますが、他の記事よりは多くありません。そのため個人的には書きやすいと感じます。
上記で紹介した記事では、ゲームアカウント乗っ取りがテーマです。そして私は、乗っ取り犯を特定する方法を説明しています。そのため、前後の展開は、比較的手短です。
体験談を書くにあたり私が気を付けているのは以下のようなこととなります。
- 難解な言葉/表現を使わないこと
- 共感や発見が得られる内容にすること
- ゴールをしっかりさせること
- 情報の取捨選択をすること
アカウントの話は少し煩雑ですが、それ以外は分かりやすい表現にしています。腹が立ったという表現は最低限にして「なぜ取り戻したいか」を記載しました。この話は、どういうオチにもつなげられます。今回は、事件後の経過を書き、想定したゴールに持って行きました。
実際は詐欺師と、かなり長いDMでのやりとりも生じています。ただし、それは公開するほど有益な話ではないので省略しました。
今回紹介した体験談は、1例です。記事により、構成は考えなくてはなりません。
体験談で注意したいこと
体験談に家族や友人などが登場するなら、表現への注意は必須です。話の内容によっては、その文章で個人が特定できないように配慮しなくてはなりません。言葉の選び方に気を付ける必要があります。
今回は相手を「詐欺師」としていますが、詐欺が確定していなければ別な表現を考える必要もあるでしょう。相手が詐欺を認めているため、今回は詐欺師として記述しました。
体験談の書き方の勉強方法
「体験談を読む・体験談を書く」
これが1番手軽な「体験談の書き方」の勉強方法だ、と感じます。
私も作成にあたっては、多くの体験談を読みました。
内容に関わらず、具体的なノウハウが書かれた体験談は、印象に残りやすいです。また解説に使われている言葉が難解だと、読みづらく感じられます。
興味があれば、いろいろ読んでみることをおすすめします。
体験談の一致率チェック方法
体験談は他との重複がない前提です。ただし念のためチェックを求められることもあるでしょう。チェックに使えるツールとして考えられるのがCCDやコピペリンです。
コピペチェックツールには有料ですが「コピペリン」もあります。
現在コピペチェックを依頼してくる企業の多くは、CCDでの一致率または類似率を指定してくるのが現状です。理由として考えられるのが、CCDは無料で利用できるからでしょう。コピペリンは有料サービスであるため、業務で指定が入る可能性は低いかもしれません。
どちらかといえば記事の外注をしているかたに向いているサービスがコピペリン。しかしバージョンアップは無償対応で、月額550円(税込)/年額6600円(税込)と価格も低めです。
よりオリジナリティの高い文章をと考えるのなら、試してみるのも良いでしょう。
ジャンルによっては書きやすい体験談の記事
たとえば「誕生日」というテーマがあったとします。
誕生日を祝ったことがあれば、その中で思い出深いものが書けるでしょう。しかし「1度も誕生日を祝ったことがない」というアプローチも可能です。
体験談はオリジナル要素が高くなるため、一致度も上がりにくいジャンルです。最初は書きづらいと感じるかもしれませんが、コツをつかめば楽しく文章を考えられるでしょう。
SEO記事に体験談要素を混ぜる、という仕事も存在します。
初心者や未経験者であっても、体験談は比較的書きやすいと考えられます。
ただし書きやすくても簡単だとは思いません。自由度が高い分、難しいとも感じます。
機会があれば、体験談も挑戦してみてはいかがでしょうか。貴重な体験談が、誰かの役に立つかもしれませんよ。
記事のジャンルについて紹介した記事が他にもありますので、あわせてごらんください。