「1時間で何文字打てますか」そんな話題をSNSで見かけたのが2021年1月でした。
実際に計測した結果を紹介します。
ライティングの仕事をするなら、入力速度は収入にも直結する要素の1つですよね。Webライターはタイピングが早い人ばかり、というイメージをお持ちのかたもいるでしょう。
しかし、私は決して早い方ではありません。
「まだまだ入力は早くない」と感じているかたが、安心する要素になればと考えています。なお今回は、文字入力速度に対する個人的な考えを含むことから「体験談」です。
Contents
Webライターが入力速度を測定した結果2021年1月版
3種類の無料タイピングゲームで試した結果を紹介します。
基本的に、それほど良いスピードではありません。
文章入力速度測定
1つめは「文章入力速度測定」です。結果はSSで「そこそこ速い」とのことでした。
※2022年4月現在つながらなかったのでリンク削除しました。
2021/1/29(金) 03:21:07
平均入力速度:2.3文字/秒
e-typing
2つめは「e-typing」です。結果は「GOOD!」です。
「一般的なオフィスワークでは困ることのないレベル」。
精度に若干改善すべき部分があります。
寿司打
3つめは「寿司打」です。結果は「10000人中1975位」でした。
文章入力速度測定での平均入力文字は2.3文字/秒。寿司打では4.4文字/秒です。
文字入力速度にばらつきが生じた理由
寿司打が1番難しく感じました。問題が難しかったような。
絵を見てしまい気が逸れるのが、「入力速度のばらつき」の原因だと感じます。
どれもそれほど特別早いというわけではありません。苦手な単語もあります。
私はそれほど気にしないタイプですが、気になるならソフトやアプリで練習するのも良いでしょう。
これまでに行っていた文字入力の訓練内容
1994年ごろ、我が家にワープロが登場。最初に入力の練習をすることになったアイテムです。
大きくて重く持ち運びは不便でした。しかし「文字が打てて印刷できる」ということに感動したものです。フロッピーディスクと感熱紙を使っていたのが思い出されます。
1996年の冬に、当時大流行したWindows95も家に来ました。パソコンはいまより高額でしたが、家族が「ソリティアがしたい」と購入。本当にソリティア専用機として活躍し、まだ家にあります。
PCはソリティア専用機でしたが、ワープロは活用していました。当時からローマ字入力です。毎日入力していたので、それが文字入力速度の訓練になりました。
ブラインドタッチは可能です。推奨されるホームポジションでの入力も出来ます。ただし普段の打ちかたは少し変わっています。
クセが強めの入力方法
左手の薬指はキーボード左中段にある「A/ち」の上。あとは浮かせています。使うのは「ひとさしゆび・中指・薬指」です。
右手のひとさしゆびは一般的なホームポジションである「J/ま」の上。使うのは「ひとさしゆび・中指」です。ただし、スペースを押すときは親指を使います。
実際のキーボード画面とあわせて見ていただくと、クセの強さが分かるはずです。
左手の薬指と右手のひとさしゆびさえ、無事なら入力できます。習ったわけではないので、だいぶ特殊です。
なぜか左手の親指はキーボードを支えています。改善すれば速さも上がるかとは思いますが、現状のままが続くでしょう。
Webライターの文字入力速度目標は1時間で2000文字?
Webライターは「1時間で2000文字が目標」だとの話を見かけました。
時給換算すると理由が分かります。1時間2000文字で計算してみましょう。
文字単価2円 | 文字単価1円 | 文字単価0.5円 |
4000円 | 2000円 | 1000円 |
1時間に2000文字打てると、文字単価0.5円でも時給1000円になります。そこで、1時間だと文字数2000が目標ということのようです。
さて、私の入力速度は「2.3文字/秒」でした。1時間で8280文字入力できる計算です。しかし実際に記事を書く場合は、それほど書けません。1時間集中し続けるのが、そもそも大変です。そのため単純計算通りには進まないのです。
- 構成
- 情報収集
- 執筆
- チェック
書く以外の作業も多いので、理論値通りにはいかないのです。
大事なのは文字入力速度だけでない
個人的には「入力速度は大事、でも考える速度も大事」だと考えています。どちらも訓練する必要があります。
10分あたりの文字入力速度をクラウドソーシングのプロフィールに書いている人を見かけます。しかし正直にいえば、参考にしづらい情報だと感じています。
10~15分前後で1000文字できることもありますが、1時間で1000文字できないこともあるのです。記事作成は、タイピングと同じではありません。
1日に28000文字を書いた日があります。不得意ジャンル多めです。考えるのに時間が掛かりすぎ、15時間前後を要しました。ただ入力するだけの作業なら、倍以上打てるはずです。
文字入力速度も大切なもの。しかし考える速度も本当に大切です。これを踏まえると、「文字入力が特別に速くなくても、webライターの仕事は可能である」と考えることもできます。
タイピングが早くても変換ミスだらけでは支障が出るでしょう。
記事作成時に作業時間を短くするコツ
タイピングのスピードは、記事作成に直結します。しかしコツを掴めば時短は可能です。
- 音声入力
- 辞書登録機能
- ショートカットキー
いずれも慣れると作業効率アップにつながりますので、お試しください。
入力速度を計測してみて感じた結論
文字入力速度が遅いのが気になるようであれば、前述のサイトなどを利用して練習すれば、どんどんスピードアップするはずです。
しかし速さがすべてではありませんよね。
個人的には「丁寧さ」「間違いの少なさ」「分かりやすさ」を重要視したいと考えています。
「1時間で何文字打てるか」だけでなく、「1時間で何文字正しくて丁寧な記事が書けるか」を意識していくつもりです。