クラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」では、定期的に「プロクラウドワーカー」の認定を行っています。普段からクラウドワークスを使っているのなら、プロクラウドワーカーをめざしてみるのもよいでしょう。
本記事では、プロクラウドワーカーに認定されるための6つの条件を紹介します。クラウドワークスを活用するにあたっての参考としてお役立てください。
Contents
クラウドワークスのプロクラウドワーカーとは
プロクラウドワーカーとは、クラウドワーカーの定める基準を満たした一部のワーカーのことです。クラウドワークスでは、次のように紹介しています。
プロクラウドワーカーとは、全クラウドワーカーの中から定められた基準を満たした人だけを選抜した、仕事力の高いプロフェッショナル集団です。
(引用:プロクラウドワーカー【クラウドワークス】)
選抜といっても、特段手続きなどはありません。条件を満たすと認定され、メールが届きます。以下は実際に届いたメールのスクリーンショットです。
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2024年12月の段階でクラウドワークスに登録しているライターは10万人以上、そのうちプロクラウドワーカーは556名でした。2021年より20名前後増えているようです。
試しに自分のワーカー名で検索したところ、現在もプロクラウドワーカーとして表示されていました。3か月ほどクラウドワークスを使っていない状態でも、プロクラウドワーカーの状態が継続しています。
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プロクラウドワーカーになるメリット
プロクラウドワーカーになるメリットは次の4つです。
- プロクラウドワーカーマークの表示
- 専用ページへの掲載
- 案件の優先紹介
- クラウドワークスがアピール
4つのメリットについて、それぞれ紹介します。
プロクラウドワーカーマークの表示
ひとつめのメリットが、「プロクラウドワーカーマーク」の表示です。認定を受けると、次のようなマークが表示されます。
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ぱっと見てプロクラウドワーカーかどうかがわかるイメージです。
専用ページへの掲載
プロクラウドワーカーになると、専用のページにプロフィールが掲載されます。
プロクラウドワーカーにならなくても受注はできるものの、専用ページに掲載されるため、アピールによってはクライアントから直接オファーを受ける場合もあるでしょう。
案件の優先紹介
プロクラウドワーカーになると、クラウドワークスから案件が優先紹介される場合があります。ただし、クライアントの求める条件に合致する場合のみです。
もちろん、必ずしも自分が希望する条件の案件が紹介されるとは限りません。届いた紹介を見て慎重に検討してください。
クラウドワークスがアピール
プロクラウドワーカーになると、メルマガやサイト内で優先的に取り上げられる場合があるようです。取り上げられた場合、クライアントからアプローチを受ける可能性があります。
プロクラウドワーカーに認定される6つの条件
プロクラウドワーカーの認定基準は以下の6つです。審査は3か月ごとに行われ、条件を満たすと認定を知らせるメールが届きます。
1.納品完了率 90%以上(過去1年間)
2.総合評価 4.8以上(過去累計)
3.獲得報酬額 月間200位以内(過去1年間で1回以上)
4.スカウト数 5回以上(過去1年間)
5.コミュニケーション評価 4.8以上(過去累計)
6.プロフィール&自己PR 入力済(過去1年間)
(引用:クラウドワークス)
プロクラウドワーカーになるには、6つの条件を満たさなくてはなりません。
プロクラウドワーカーでよくある質問
プロクラウドワーカーでよくある質問と答えについても紹介します。興味をお持ちのかたは参考にしてみてください。
プロクラウドワーカーの収入はどのくらい?
プロクラウドワーカーだからといって、クラウドワークスだけが収入源とは限りません。そのため収入まで知ることは不可能です。
ただし、プロクラウドワーカーの条件には「獲得月間報酬額」が設けられています。そして、過去に「ライターの月間200位は手数料を差し引いたあとの金額が10万円以上」との話がありました。そのため、プロクラウドワーカーは月収が最低でも10万円以上の可能性があると考えられます。
ただし、筆者の場合、2024年のクラウドワークスでの報酬は月あたり10万円以下です。
プロクラウドワーカーの認定は永久に続く?
プロクラウドワーカーの認定を受けても、ずっと続くわけではありません。しばらく対応していないと、審査落ちして認定が外れる可能性があります。
筆者の場合、初回の認定から1年後もプロクラウドワーカーでした。特にチェックはしていないものの、時期によっては対応していないため、認定が外れている場合もあるはずです。現在もプロクラウドワーカーですが、いずれは外れると考えられます。
プロクラウドワーカーは何が違うのか
クラウドワークスによると、プロクラウドワーカーは「月間契約額19パーセントアップ」「契約単価42パーセントアップ」とのことです。
プロクラウドワーカーのみに案内される仕事もあるため、月間契約額や契約単価が上がる可能性もあるでしょう。
プロクラウドワーカー認定後はスカウトが多くなるのか
プロクラウドワーカーに認定されるくらいの実績や評価があれば、スカウトは自然に増えるでしょう。ただし、スカウトはピンキリです。プロクラウドワーカーになったからといって、好条件のスカウトばかりが来るとは限りません。
プロクラウドワーカーの表示は消せるのか
プロフィール画面にある、プロクラウドワーカーの表示は消せます。消したい場合は、「認定職種部門の確認」で「無効にする」を選択するだけです。
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基本的に、プロクラウドワーカーの表示によるデメリットは特にありません。不都合がなければ、そのまま表示しておいてもよいでしょう。
プロクラウドワーカーのTOPとは?
プロクラウドワーカーにはTOP認定を受けている人もいます。TOPの人数は少なく、2024年12月の段階で43名です。
「TOP認定を受けているプロクラウドワーカーの収入は月額30~40万以上」との話もあります。「クラウドソーシングは安い、稼げない」という話もありますが、クラウドワークスだけで30~40万なら、けっして稼げないとはいえないでしょう。
「プロクラウドワーカー」への感想
初めてプロクラウドワーカーに認定されてから3年以上経過しました。認定直後はスカウトメールが多かったように思います。
クラウドワークスをメインに活動しているのなら、プロクラウドワーカーをめざすのもおすすめです。認定によるデメリットはありません。専用ページに名前が記載されるため、スカウトを受ける可能性が高まります。
プロクラウドワーカーをめざすのもおすすめ
クラウドワークスを使い続けるのなら、プロクラウドワーカーをめざしてみましょう。報酬に直結するわけではないものの、スカウトを受ける可能性が高くなります。
プロクラウドワーカー認定の難易度は、それほど高くありません。条件も明確です。ある程度の量・単価の仕事を滞りなく納品し続けて評価を受けているのなら、認定される可能性が高いと考えられます。総合評価やコミュニケーション評価が低い場合は、対応の見直しが必要になるかもしれません。
確実ではないものの、プロクラウドワーカーに認定される金額的な目安は月額で10万円前後です。
「クラウドワークスの案件は安い」という説もあります。確かに、安くて割に合わない仕事が多い感覚は否定できません。しかし、プロクラウドワーカー認定される金額を稼いでいる人がいるのも事実です。「Webライターに興味がある」「ライティングの仕事に挑戦してみたい」という段階なら、クラウドワークスを始めとする、クラウドソーシングサービスを使ってみるのもよいでしょう。
仕事のスタイルは多様で、それぞれにメリットとデメリットが存在します。いろいろ試してみて、自分にあったスタイルを選んでいきましょう。
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