他者との交流だけでなく、告知・シェアにも便利なのがTwitterです。ところが仕様の変化によって、その状況も変わりました。
2022年9月28日には「フォローの意味」がトレンド入り。
フォローの意味がないと大きな話題になっています。
ただし公式見解が出ただけで、以前から現在の状況は知られているものでした。
今回は告知やシェアをする人向けに、状況を簡単に紹介します。
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話題になった「タイムラインの表示」に関する回答
2022年9月、公式からの回答だとして1つの画像が話題になりました。
該当のツイート自体は、現在非公開になっています。そのため深堀りはできないのですが、ツイートにあった「公式からの回答」だという画像の概要は以下の通りです。
- 表示されるツイートは多くの要素から選ばれる
- 必ずしもフォローしているすべてのユーザーが表示されるわけではない
フォローしているユーザーの投稿すべてが表示されないのでは、話題になるのも当然です。たとえば企業やバンドの公式をフォローして、その内容が表示されなかったら?それでは必要な情報が得られませんよね。「フォローの意味」が問われるのも当然でしょう。
トレンドにまで上がったのは2022年9月です。
上記で紹介している内容がTwitterからの回答ではないとしても、現状は画像の通りの状態が続いています。Twitterのアルゴリズム自体は以前から話題になっていました。
現在のTwitterのアルゴリズム
不満の声は「ホーム表示」が登場したころには上がり始めていたもの。しかし最近はまた状況が変わっています。
現状公式アプリからは、表示について以下の選択が可能です。
- ホーム表示(トップツイートが優先的に表示される)
- 最新ツイート表示(最新ツイートが投稿順に表示される)
ただし上記の設定を変えても表示されないツイートもあるのです。また以前と比較すると、Twitterではプロモーションが増えています。なぜならTwitterの広告収入につながるためです。
「関係が深いアカウントを優先的に表示する」仕様になっているとの指摘もあります。
アルゴリズムとは?
アルゴリズムとは、「計算可能な問題を解くための計算や処理の手順」の意味です。
(Twitterに限定するなら)表示するツイートを選ぶための処理、と置き換えれば分かりやすいでしょう。
私もSNSのアルゴリズムは専門外です。そのため多少の解釈違いはあるかもしれません。ただ現状、表示されるツイートを見る限りでは、あまり大きく間違えてはいないでしょう。
告知・シェアしたい人にとってのTwitterでの問題点
「投稿順」でのツイート表示は、告知やシェア、集客に便利でした。しかし現在のアルゴリズムでは、その限りではありません。
告知やシェアをメインとしたアカウントにとっては不便な仕様になりました。
大きな問題点は以下の2つです。
- 絡みがないアカウントはTLに表示されない(されにくい)
- InstagramやYouTubeをメイン利用する人が増えている
「最近アカウントを見かけないと思って確認したら、つい数分前のツイートがある」という事例も多々確認しています。「この人は普段からTwitterで良く見る」……それは、普段からやり取りが多いアカウントになっているはずです。
厳密なルールや基準は公開されていないので不明。ただリプやRT、いいねなどをお互いしていないアカウントは、TLにすら表示されないリスクがあります。
また主にInstagramを使って検索する人も増加しているため、Twitterのみでのアプローチでは届かない相手が増えているのも問題点です。
現状の問題点への対処方法
現状の問題点を解消するには、情報の受信側・発信側それぞれに対策が必要となるでしょう。それぞれの対策について紹介します。
情報の受信側ができる対処方法
情報の受信側ができる対処方法として考えられるのは、以下の3つです。
- 通知の設定をする
- 公式以外のアプリを使う
- 直接アカウントを見に行く
- リプ・RT・いいねなどで交流を図る
確実に情報を確認したいアカウントがあるのなら、通知を設定する方法があります。通知なら確実に「ツイートがあった」と知ることが可能です。
また私は使っていませんが、公式以外のアプリを使う方法もあります。
面倒でなければ、直接相手のアカウントを見るのも確実です。
「関係が深いアカウントは表示される」という現状から、リプやRT、いいねなどをするのも良さそうです。
情報の発信側ができる対処方法
情報の発信側ができる対処方法として考えられるのは、以下の2つです。
- 通知の設定を促す
- 別な媒体も併用して告知やシェアを行う
- リプ・RT・いいねなどで交流を図る
どれだけ対処してもらえるかは不明ですが、通知の設定を促す方法があります。
YouTubeやInstagramなど別な媒体を併用して告知やシェアをするのも良いでしょう。
公式アカウントなら非現実的かもしれませんが、交流を図るのも方法の1つです。
Twitterの運用に使えるツール
Twitterの運用をするのならツールを使うのも便利です。そのなかから、スマートで効率的な Twitter アカウント運用ツールSocialDogを紹介します。
運用・効率化・自動化・分析・アカウント管理に使えるのがSocial dogです。
現在80万以上のアカウントが利用。複数あるアカウントの一括管理が可能です。
プランは4つあり無料でも使えます。
プラン | Lite | Lite+ | Pro | Business |
料金 | 無料 | 980円/月 | 4,980円/月 | 14,800円/月 |
予約投稿 | 10件 | 30件 | 無制限 | 無制限 |
分析期間 | 3か月 | 1年 | 2年 | 無制限 |
料金は1アカウントごとです。フォロワーの性別や反応が良い時間帯まで分析できます。
個人ならLiteでも足りますが機能の制限が多めです。そのため告知・集客・分析に活用するなら、Lite+以上が良いでしょう。
Liteプランでは以下のように表示されます。
フォローされても通知が来ない、といった例もありますよね。漏れを防ぎたいのなら試してみると便利です。非アクティブとは1か月以上ツイートしていないユーザーを意味します。私は新規フォロー解除をチェックするために利用中です。
正直なところ個人で趣味のために使っているアカウントなら特にそこまでチェックする必要はないでしょう。告知や集客に使う人向けです。
Social dogは以下のバナーから確認・登録できますので、ぜひご覧ください。
告知や集客なら効果的な方法を考えるのがおすすめ
Twitterには「コミュニティ」や「サークル」の機能が追加されました。
コミュニティは特定の人を招待して、そのなかでだけやり取りができるので便利です。私はAmazonPrimeのウォッチパーティで、ホラー映画の鑑賞会を開催するために使用しています。
サークルは特定の人を追加して、そのなかでだけツイートする仕組みです。コミュニティとは違い、相手の参加承諾はいりません。
便利な機能も増えていますが、すべてのツイートが表示されない現状は不便です。ただし、Twitter自体はそもそも無料のツール。ユーザーの声があまり反映されていない部分があっても無理はないのかもしれません。
現状の問題点が改良されるかも不明であるため、告知や集客に使うなら工夫が求められます。ツールや他のSNSも活用し、効率良く効果的な告知・集客につなげてみましょう。