地方在住でWebライターの仕事に就きたいと考えていませんか。
対応に支障があるのか、気になる人も多いでしょう。
SNSを見ていると、ライターが大都市在住者ばかりではないとわかります。実際のところ、大きな支障はありません。
本記事では地方在住でもWebライターが可能なのか具体的に紹介していきますので、ぜひご確認ください。
Contents
地方在住でもWebライターの仕事は可能
地方在住でもWebライターの仕事は可能です。
筆者も地方在住フリーランスですが、支障なく仕事をしています。
Webライターなら、基本的には居住地・労働時間は自由です。
環境が整っているのなら、海外で記事を作成しても問題はありません。旅をしながら働いている人もいます。
基本的にはパソコンやインターネット環境など文字を入力して納品できるがあれば大丈夫です。大抵はオンラインで完結するので、地方でも特に大きな問題はないでしょう。
地方在住でWebライターの仕事をするメリット
地方在住でWebライターをするメリットには以下のようなものがあります。
- 生活費を抑えられる
- 地域に特化した仕事もできる
- 地方でも高収入を目指せる
3つの項目について、それぞれ紹介していきます。
生活費を抑えられる
地方在住なら、首都圏と比較すると生活費を抑えられます。
特に大きな違いとなるのが家賃です。首都圏と地方では家賃に大きな差が出ます。
地方にある実家に住むなら、家賃が必要ないというケースもあるでしょう。
飲食店なども地方は安い傾向にあります。
北国の場合は冬季の光熱費が痛いものの、全体にかかるコストは抑えられるでしょう。
出費を抑えられるのは大きなメリットです。
地域に特化した仕事もできる
地方在住なら、地域に特化した仕事もできます。
Webだけでなく、新聞・タウン誌など紙媒体での活動も可能です。
私もWebライターをする前は、地元の新聞やタウン誌などの記事を長く書いていました。
地域で取材ライターとして発信する方法もあります。地方在住ライターを募集しているメディアもありますので、興味があったらチェックしてみてください。
地方でも高収入を目指せる
地方でも高収入を目指せるのも大きなメリットです。
首都圏と地方では最低賃金も大きく違います。さらに一般的な給与にも大きな違いがあるのです。転職サイトであるdodaが公表している、地域別の年収情報を紹介します。
関東 | 422万円 |
東海 | 393万円 |
関西 | 383万円 |
中国四国 | 377万円 |
北信越 | 374万円 |
北海道・東北 | 369万円 |
九州・沖縄 | 365万円 |
(参照:【47都道府県・地方別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ))
関東と九州・沖縄の違いは57万円。一般企業で働くなら、地域格差は大きいもの。しかしWebライターなら、地域は関係なく働けます。
しかも地方は正規雇用の仕事が少ないのが現状です。非正規雇用なら、年収は上記よりも大きく下がるでしょう。
Webライターの報酬には地域差がないため、地方にいても高収入が可能です。
地方在住でWebライターの仕事をするデメリット
地方在住ならではのデメリットもあります。
特に大きなデメリットは以下の3つです。
- 首都圏での対面の取材には対応しづらい
- 社内ライターの仕事が少ない
- 土地感覚が分からないと書きづらい記事がある
デメリットについてもチェックしてみてください。
首都圏での対面の取材は対応が難しい
地方在住なら、首都圏で対面の取材をするのは難しいでしょう。
交通費がすべて支給されるであれば、費用的な心配は不要です。しかし現実的に考えて、地方ライターに首都圏での取材が入る可能性は低めです。移動にも時間がかかってしまいます。
そのため首都圏まで移動しての取材は効率的ではありません。
ただし現在はZoomなどオンラインでの取材が増えています。そのため対面でなければ、地方在住でも取材の仕事自体には対応できます。
社内ライターの仕事が少ない
地方では、社内ライターの求人が少ないのもデメリットです。フルリモートが可能なら、地方在住者でも問題なく応募できます。
しかし社内ライターでは「都内で面接があり出社が必要」といった求人が多めです。
求人によっては応募が難しいので、デメリットとして考えられます。
土地感覚が分からないと書きづらい記事がある
個人的に、地方在住者には土地感覚が分からないと書きづらい記事があると感じます。
人口も多く観光客も多い首都圏は、話題のスポットが多めです。そこでスポット紹介の記事も多い傾向にあります。そして稀にですが、土地感覚がないと書きづらいと感じる記事もあるのです。
アクセスは調べれば分かるため問題はありません。もちろん対応する記事の内容によります。まったく気にならない人も多いでしょう。
地方でWebライターの仕事を探す方法
地方でWebライターの仕事を探す方法を紹介します。他にもいろいろありますが、代表的な方法は以下の3つです。
- クラウドソーシングサービスを使う
- 求人サイト・副業プラットホームから探す
- 企業に直接応募をする
これからWebライターを始めたいのなら、興味がある方法を試してみてください。
クラウドソーシングサービスを使う
手軽にWebライターの仕事を始めるのなら、クラウドソーシングが便利です。クラウドソーシングとは、不特定多数の人に業務を外注できるサービスを意味します。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- クラウディア
クラウドソーシングには仮払いのシステムがあります。請求書を発行する手間もなく、業務の一元管理が可能です。ただし手数料の大きさから敬遠する人もいます。個人的には使い方次第だと感じていました。
まずは試してみたいのなら、クラウドソーシングに挑戦してみるのも良いでしょう。
クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングサービスが「クラウドワークス」です。ライターに限らず、さまざまな仕事の募集が出ています。
私もWebライターを始めるきっかけがクラウドワークスでした。20パーセントと手数料が大きいものの、便利なサービスだと感じます。
まったく経験がないのなら、クラウドワークスから試すのも手軽です。
実際に利用していたため、本ブログは他にもクラウドワークス関連の記事が多数あります。ぜひ併せてご確認ください。
ランサーズ
ランサーズも日本最大級のクラウドソーシングサービスです。会員登録・依頼・提案・各種機能の利用は無料。ただし仕事の成約時には利用手数料がかかります。
仮払いがあり、発注者は支払う予定の報酬をあらかじめ振込。納品が完了すると、受注者に報酬が支払われます。
無料のサービスですので、まずは登録して仕事をチェックしてみましょう。
クラウディア
手数料の安さでクラウドソーシングサービスを選ぶなら、おすすめはクラウディアです。もちろん仮払いシステムもあります。
リスクだけでなく経費も抑えたいなら、クラウディアが便利です。
業界最大級といわれる他社と比較すると、案件数は少なめとなっています。そのため他のサービスと併用するのがおすすめです。
クラウディアには以下バナーから登録できます。ぜひ詳細を確認してみてください。
求人サイト・副業プラットホームから探す
ライターの仕事をするのなら、求人サイトから探す方法があります。
Indeedで「Webライター 業務委託」と検索してみましょう。多くの案件がヒットして、自由に閲覧できます。実際にIndeedで応募して契約に至った企業も複数ありました。
また副業プラットホームを利用する方法もあります。
企業と直接契約をする
Webライターをするのなら、企業に直接応募する方法もあります。
「Webライター 〇〇(執筆したいジャンル)」などのキーワードで検索してみましょう。
該当する募集があれば表示されます。企業によっては単価などの記載がないので、確認が必要です。直接契約では、Zoomでの面談が行われる場合もあります。
また普段読んでいるサイトで、ライター募集を行っているかもしれません。執筆したいと感じる企業があるのなら、直接応募するのも良いでしょう。
地方在住者にとってWebライターは魅力的な仕事
Webライターは、地方に住んでいても基本的には支障のない仕事です。私が知る限りでも、多くのライターさんが地方で活躍しています。
勉強はかなり必要ですが、初心者でも挑戦しやすいのがWebライターです。良いお仕事・良いクライアントに巡り合えるかは運的な要素もありますが、収入自体は自分次第。無限の可能性がある仕事です。
もちろんライティングの仕事を続けていくには努力が必要だと感じています。未経験・初心者なら、まず書き続けること自体が大変です。簡単なこと・好きなことばかり書けるわけではありません。しかし、継続するために努力・知識・忍耐が必要なのは他の仕事も同じですよね。
- 地方在住のまま文章を書く仕事がしたい
- ライフスタイルに合わせて働きたい
そう考えるのなら、Webライターに挑戦してみるのもおすすめです。
興味があれば、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。